自己紹介と「腸をケアしろ!」と叫ぶようになった経緯
みなさん、こんにちは。瀬路戸忍です。
俺がなぜ、このサイトをやっているのか、ここでは詳しく話したいと思う。少々長くなるが、お付き合い下されば幸いである。
瀬路戸忍ってどんな人?
- 性別:男性
- 年齢:1980年代生まれ
- 出身:関西らへん
- 趣味:特にないけれど強いて言えば文章を書くこと
- 好きなお酒:日本酒(何でも飲めるけど今はお高めの日本酒に落ち着いている)
- 好きな音楽:高校時代の英語の勉強の名残で洋楽を聴くことが多い。何でも聴く。
- これだけは欠かさない:腸内環境のケア!
どうしようもないくらいにネガティブで常に鬱っぽかった俺
「なんかあなたと会うの気負いするの……」
その日、俺の世界は音を立てて崩れた。好きで好きでたまらなかった、人生で二人目の彼女T子からの言葉である。しかも、直に会って言われたならまだしも、メールだ。T子とはそれ以降音信不通になった。俺の24回目の誕生日の夜だった。
ちなみに俺はこの後5年近くこの夜を引きずることになる。
今になってみれば、T子、正解(笑)
あのまま俺と付き合っていたら、彼女は貴重な人生の時間を大幅にロスしていただろう。なぜなら俺は、今思うとドン引きするくらいに束縛が強かったからだ。その束縛のもととなっていたのはほかでもない、自分への自信のなさと、不安と、孤独。当時の俺は、外部の反応の中に生きていたといっても過言ではないくらい、周囲の目を気にしていたし、自我がなかった。
断言できるけど、もし当時、デート商法で壺とか売りつけられていたら100%買っていたはずだ。よって、当時の俺とすれ違っていたかもしれないデート商法の人はとんでもないビジネスチャンス(カモ)を逃したことになる。まじで簡単なプッシュでコロッと買ったね!しかもリピーターになったね!
もちろん、すべての軸になる自我というコアがそんな状態なので、恋人への束縛以外でも、周囲の人にたくさん不快な思いをさせたと思う。寂しくて、不安で、起きている間は常にそれを癒やしうる周囲の反応を求めていた。自我の飢餓状態。心理テリトリーの空気は全て強力に内側に向かっているような、まさに歩くブラックホール。それが当時の俺だった。
「周囲」という言葉が出たので、ついでに話しておくと、当時の俺の周りは、俺と同じようにメンタルがヘラっている人か、俺の淋しさにつけこんで金品を奪おうとする人しかいなかった。※実際にざっくり合計して50万円くらい奪われた(勉強代だったと思って諦めている)
自信がなくて淋しがり屋の人の周りはだいたいこの2タイプの人ばっかになる。覚えていて損はない。
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”serotonin.png” name=”瀬路戸忍”]身に覚えがある人はさっさと縁を切ろうぜ[/speech_bubble]
今でこそ「テンション高いよね」とか「前向きだよね」「うざい」とか言われる俺だが、ほんの数年前まではそんな感じだった。
「あいつはダメだ」とか「なんか暗いよね」「うざい」とかそんなことばかり言われていたし、自分でも自分のことが大嫌いで、できることなら死んで生まれ変わりたい、もしくは幼稚園くらいまで時間を巻き戻して人生をやり直したいと常に思っていた。そのくらい、現在の自分や置かれている環境が嫌でたまらなかったし、心は不安と孤独に満ちていた。そんな俺の内面を映すかのように、世界はいつだって悲しみと不幸に満ち溢れていた。
金の力で全てを解決!俺も掴むぜビッグマネー
世の中の問題の9割はお金で解決できる
20代も半ばを過ぎれば、お金とか自由がどんなものか、肌身でわかってくるもの。
「お金があれば俺はもっとイケてたんじゃないか」
「お金があればもっと自分のことを好きになれるんじゃないか」
「お金があればT子も……」
当時、派遣だったけど、6畳一間(ロフト付き)家賃3万の一人暮らしには十分過ぎるくらいの時給をもらっていたので、とくに生活に不満はなかった。あと、フラれてからずっと放心状態で物欲も皆無だったし。でも、自我(セルフイメージ)という観点から見た現状にはものすごく不満があったし、理由もなく不安だった。
で、とりあえず書店で成功哲学本を買って読んでみることにした。今も手元にあるけれどナポレオン・ヒル博士の「思考は現実化する」だ。
刺激的だった。そりゃ今まで考えたこともないようなことがたくさん書いてあるのだから刺激的だ。分厚くて重い本だけど、俺はそれをいつでも持ち歩いて一生懸命読んだ。
(↑けっこう一生懸命読んでたみたい)
「これは人生が変わるかもしれない……」
俺はそんな強い確信を得ていた。
その結果……
思考は現実化したっぽい
俺は全然変わらなかった。相変わらず自分には自信がなく、心はいつも不安と孤独感に満ち溢れていた。え、なにコレ?
俺は答えを探すように、次から次へと成功哲学本を求めた。気がつけば本棚は成功哲学本でいっぱいになっていた。若くして大きな富を得た人とか、ドラマチックなサクセスストーリーを持っている人が「これを読んで成功できた!」と言っている本はほとんど本棚にあった。でも俺は成功しなかった。
むしろ、「こんなに良い本を読んでいるのに俺ってダメだなあ」とか「この本を読んで成功した人もいるのに俺ときたら……」とか、自分を傷つける攻撃材料になるという有様。結局、俺はますます自暴自棄を強めていき、いつしか酒に逃げるようになっていたのだった。
(違う、そこじゃない。そこじゃないんだ、当時の俺よ……。)
現実逃避、はじまる
朝起きてからずっと精神をネガティブ思考でいじめ、そして夜になれば追い打ちをかけるように今度は体をアルコールでいじめる。……そんな日々を何年か続けた結果、俺の心身はいよいよヤバい状態になっていた。
無気力で無感動、いつもぼんやりと死にたいと思うようになり、さらに、まるでその願いが具現化したように、健康診断では毎回「いい加減お酒をやめないと肝機能がヤバい」という宣告を受けるようになっていた。
明らかに自分が蒔いた種なのに、俺はますます現実から逃げたくなって酒に溺れた。ついに俺は、現実逃避が昂じて、やめときゃいいのに美容に自我を見出そうとするようになった。
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”serotonin.png” name=”瀬路戸忍”]今考えても意味わからん[/speech_bubble]
前述のとおり、少なすぎる物欲と良心的な家賃のおかげで、比較的ゆとりのある生活をしていた俺は、ここで毎月サプリメントを買い漁るようになる。それも、コンビニにあるような数百円とか1,000円ちょっとのとかじゃなくて、軒並み5,000円以上のガチのやつ。
結果的に、これが大きな転機となった。
ずっと止まなかった不安と孤独の嵐が止んだ……?
俺は根がすごい飽き性なので、サプリが前述の成功哲学本のようになるのにそう時間はかからなかった。部屋の棚には飲みかけのサプリが並ぶようになった。
しかし、その中で、飲んだ翌日にやたらと気分が軽くなるものがあることに気付いた。もちろん、自分のことは嫌いだし、ぼんやりと不安なままなのだが、明らかにその感覚が弱く、心が軽いのだ。下手をするとそれを忘れている時間があるほど。
なんじゃこれは!!
何年単位でずっと不安の中にいた俺は、とっくに忘れていた不安の薄れた世界に驚いた。そして、嬉しいことに、今まで俺を包んでいたただぼんやりとした不安とは違って、この状態には明らかな原因があった。そう、サプリメントだ。その中でも、亜麻仁油のサプリと乳酸菌のサプリ。どうやらこの開放感は、それらを飲んだ後にやってくるらしいことを突き止めた。
そういえば俺はずっとおならが臭かった
それからというもの、夢中になって亜麻仁油(不飽和脂肪酸)と乳酸菌について調べた。すると、これらの物質には決定的な共通点があることがわかった。それは、どちらも腸に良い成分である、ということだった。
ここで初めて、これまで「うんこを作るところ」くらいにしか思っていなかった大腸の中に棲む腸内細菌が、セロトニンという精神の安定に欠かせないホルモンを作っているということを知ったのだった。そして、メンタルの不調を訴える人の多くが、消化器系、中でも腸の不調を同時に抱えていることがほとんどであるということも。そこから、最新の研究ではそれらの相関関係が証明されているということも。
目からうろこだった。たしかに、これまでの自分を振り返ったときに、まず思いつくのは、俺はずっと下痢OR便秘続きで、さらに周囲でネタになるくらいにおならが激臭だったということだ。それが今、長年の精神不安から若干解放され、精神の安定を感じている今はどうだろう?たしかに、快便気味だし、おならもほとんどにおいがしなくなっている。
腸内環境が整えば、気分が軽くなる?
もし、そんな簡単なことだったとしたら、今までの苦しみは何だったんだ。
にわかには認めたくないことだった。
つべこべ言うな、腸をケアしろ!
そんなこんなで、腸内環境を意識する生活をはじめて2年くらい経った。今では、周囲から「なんでそんなにポジティブなの?」と言われるくらいに、何が起こってもケロッとしているし、そこそこ自分にも自信がある。
もちろん、腸内環境のケアだけでこうなったのではないが、腸内環境をケアしてからというもの、これまで成功哲学本で読んだ内容が生きてくるようになったように感じる。きっと当時は、俺自身がまるで不安の中で溺れもがき苦しむように、それどころではなかったのだろう。同じように、腸もセロトニンを生産するどころではないくらい、乱れまくっていたのだろう。
何より今、毎日よくわからんけどなんか幸せだ。
腸内環境と精神状態の関係にもっと早く気づいていれば、俺の人生もっとイージーモードだったのになあ……なんて後悔から、
一人でも多く、当時の俺のような人を最短ルートで救いたい
と思いつき、自分の経験やこれまで得た腸に関する知識を余すところなく発信していくことを決めた次第である。
当サイト内では腸内環境のケアに役立つアイテムを紹介することもあるので、ぜひ参考にしてほしい。きっとあなたの強力な武器になるはずだ。
最後にメッセージ
腸内環境が整っているときの爽快感や開放感をもって振り返ると、腸内環境のコンディションを無視して生きるのは、まるでガチガチの養成ギプスをつけているようなものだった。なんと効率の悪い生き方をしていたことだろう。
たくさん読んだ成功哲学本に書かれていた成功者たちの教えも、肝心要の受け皿がなければ右から左へ抜けていくだけだ。そしてその受け皿とは、よくいわれるような、マインドとか心構えとか、これまでの人生経験とかそういうことではないと思う。
「自分はマインドができていないから本を読んでも成功しないんだ……」
「精神が軟弱だから行動に移せないんだ……」
「人生経験が足りないから響かないんだ……」
そういう発想は危険だ。その先に待っているのは詐欺的な高額セミナーや教材だ。
[speech_bubble type=”std” subtype=”R1″ icon=”serotonin.png” name=”瀬路戸忍”]ノウハウコレクターね[/speech_bubble]
そもそもが、マインドや心構えを学んで経験を得たくて本を読んでいるのに、それがないから云々なんてナンセンスだ。強くなりたくて空手道場に入門して、師範代の教えの通りにいかないからって「空手のセンスがないからだ……」「空手の経験がないからだ……」なんて悩み方をするだろうか?
そんな何が正解なのかもわからない、不毛な悩みに精神を消耗する必要なんてない。すぐに捨て去ってしまおう。それより何より、まずこのストレスの多い日常のなかで精神の安定を守り、やりたいことに意識を集中できる状態になることが先決だ。そのほうが何をするにも効率的だし、ただ平穏に日々を過ごしたい人なら、それである程度目標は達成したようなものだ。
そしてそれを、ホルモンという抗えない物質によって可能にしてくれるのが、他でもない俺たちのお腹に静かに収まっている腸なのである。つべこべ言わないで腸内環境をケアしよう。
ブラック企業や人間関係でどん詰まりに追い詰められているあなたへ
人を傷つけた反応で自我の存在確認をしているような隠れサイコ野郎とか、隠れうつで周囲を巻き込もうとしている奴とか、「仕事だから」とかいう主体性のない動機で人の心を土足で踏みつけてくる、思考停止上司に惑わされないで。
俺も気づくまで長年かかったけど、あなたの思っている以上に俺たちの周囲には、人を簡単に裏切る奴とか、人の心の痛みを何とも思わない奴など「隠れイッちゃってる奴」が溢れている。そんな連中のために、感じる心を持ったあなたが精神をすり減らすなんて愚の骨頂。
(ちょっと冷静になって思考を整理すれば、あなたが如何にまともで周囲がどれだけ異常かわかるはずだ。それがわからないようなら、あなたは異常な周囲にがっちり洗脳されている可能性があるので、苫米地英人先生の本を読んでみることをおすすめする)
そんな連中のことなど放っておいて、腸内環境をケアしてあなただけでも幸せになってほしいし、超効率的な最短ルートでその環境を脱出してほしいと切に願う。
あと、もしあなたが腸内環境のケアで心に余裕が出てきたら、余計なお世話かもしれないけれど、上記のようなあなたの周りの、うつの原因になったっぽい人たちを許してあげて。その人たちもきっと腸内環境が乱れているだけだから。
勘違いしないでほしいのだが、俺はなにも博愛精神をあなたに説きたいのではない。「許す」という言葉を使ったが、つまり心から連中を追い出してしまったほうがあなたにとってかなりのメリットがあるからだ。
思考(脳)のストレスは腸脳相関によって腸内環境にも悪影響を及ぼし、負の無限ループに陥る可能性がある。よって彼らを心から追い出すことは、腸内環境のケアをより効率的にする。
経験上、誰かを許さないでいるっていうのもめちゃ疲れるし、ぶっちゃけ「そんな自分の腸内環境もケアできないようなめんどくさい奴とか、『仕事』って単語だけで思考停止して倫理道徳ふっ飛ぶようなアブネー奴なんか、さっさと心から追い出しちまおうぜ!穢らわしい!!」というのが本音だ。(そんなこと言ったってすぐには難しいかもしれないが、徐々に癖付けしていこう)
大丈夫、そういう連中は必ずといっていいほど同じジャンルのもっと強い奴に潰されて終わる。あなたが手を汚す必要はまったくない。
ほんと、俺のこれまでの経験や知り得たことで、誰かの心が少しでも軽くなるなら、これ以上に嬉しいことはない。あなたとあなたの腸に愛をこめて……
腸をケアしろ!
瀬路戸忍