俺の実家のトイレはポットン便所で、その穴からグレイやクラシックばあちゃんが顔を出し、さらに正面の小窓からはチュパカブラが覗くという恐ろしい場所だった。俺はトイレに行かなくなった。
※ダイレクトにUNKOの話をしますので閲覧注意です!!
体は溜まったものは出そうとします。
我慢しているとどんどん強い力で出そうとします。
いよいよ括約筋だけでは決壊しそうになるくらいの力で攻めてくるようになったので、便意を催したら、俺はすぐさまその場に座り込んだり、硬い物の角にお尻を押し付けて耐えるようになりました。
薬が効かないハイレベルな便秘になりました
当然のように便秘になりました。
鍛えに鍛え上げた括約筋は便意を感じるとオートマチックにキュッと締まるようになったので。
俺の異変に気付いた母が、まず市販の下剤を買って来たのですが効きませんでした。
そしたら次はもっと強力なのを買って来ましたが、それも効きませんでした。
カンチョーもダメでした。
「なんでかしら……」
母は訝しがっていたけれど、
いや、ぶっちゃけすっごい効いてましたよ。
全部耐え抜いたんですよ。
ついに病院に連れて行かれました。そこで母は真相を知ります。
「この子は出す気がないからどんな薬も無駄でしょう」
で、このままだと腸閉塞を起こして最悪死ぬとか言われたもんだから、もう大変です。
無理やりお尻に手を突っ込んで強制排泄
よくSF映画とかで、発達しすぎたテクノロジーの暴走を止められなくなってそれで人類が滅ぶ、みたいなのあるじゃないですか。
俺のお尻はまさにそんな状態でした。
出そうとしても括約筋のオートマ運転を止められないんです。勝手にキュッって締まっちゃうの。解除方法がわからない。
その結果、ゴム手袋を使うことになりました。
あとはご想像にお任せします。
あと、五円玉をトイレの天井から吊るして「出るよ~、出るよ~」とかもやりました。
でも出ませんでした。
水洗トイレにしたらいつの間にか治った
なんかその家自体、新築の家に引っ越すまでの仮住まいだったみたいで、それからわりとすぐに引っ越すことになりました。
新居は水洗トイレでした。
気がついたら便秘は治っていました。
だって穴に水が溜まっていますから、あそこには潜めません。
あ、でも慢性的な便秘グセは残りました。
あとずーっと過敏性腸でした。
サプリメントでケアするようになってからはなくなりましたけど。
考えてみれば、これがこのサイトの原点となる体験でした。
以上です。
なんか事情があってポットン便所の物件に子連れで住まなきゃいけない場合もあるかもしれませんが、もしかするとお子さんがすごいレベルの便秘になるかもしれません。おかしいな、と思ったら引っ越しを検討するか、なんかお子さんがポットン便所を怖がらないで用を足せる工夫をしてあげて下さい。
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