あなたも薄々感じているように、ぶっちゃけストレスってなんかおかしくない?ストレスそのものの存在を否定するわけではないが、昨今の「何でもかんでもストレス」みたいなのはさすがに陰謀だと思うよ。
ストレス発散は大切なんだからいいじゃない!この童貞野郎!
オーケーオーケー。俺が悪かった。童貞でもかまわないからさっさとタブを閉じて
「次の飲み会どこにしようかしら~」
なんつって飲みホ有り完全個室の居酒屋でも検索して楽しい気分になってくれ。おおかた今回もまた幹事みたいなことやって中心的ポジションにいるんだろ?よかったな。
俺はあなたがいなくなったのを見届けてから存分に毒を吐かせてもらう。
目次
ストレス理論とカロリー理論の共通点
そもそも「ストレス発散」という概念自体が、このサイトでもよく紹介している、あの理論と同じ使われ方をしているようなニオイがプンプンする。
カロリー悪者理論だ。
カロリーが徹底的に悪者にされた数年後、機を伺っていたかのように「カロリーゼロ」系の商品が爆発的に蔓延した。そこに含まれているのは、腸内細菌絶対殺すマンの人工甘味料だ。
結果として、あなたの周りにも、必ずと言っていいほど精神を病んでいる人や、強烈にネガティブな人や、落ち着きがない人がいるような状況になっている。猫も杓子もADHD、みたいな?
企業は「だってカロリーの摂りすぎは健康に悪いですから。これは消費者のためなのです」みたいな顔して、砂糖の600倍の甘味を持つ人工甘味料で、甘味にかかるコストを600分の1にできて大喜び。精神科のお医者さんや製薬会社は、抗うつ剤やらが売れて大喜び。人工甘味料が特定の企業や団体にもたらした利益は大きい。
俺は、摂取した食物の燃焼エネルギーとほとんど腸内細菌の死骸である便の燃焼エネルギーの差で摂取カロリーを割り出すとかいう時代遅れのカロリー理論自体、ぶっちゃけ鼻で笑っているのだが、(カロリー理論ファンの方ごめんなさい)人類がカロリーを悪者にし始めたのはここ20年くらいの話で、その前、人類が誕生してからどちらかというと人類は飢餓と戦ってきたわけで、それでも今日あなたが居酒屋で職場の愚痴やらに管を巻けるのは、祖先が限られた食糧の中から必死でカロリーを摂取してくれていたからだ。それをなに突然悪者扱いして。
なんで誰も「じゃ食べる量を減らせば?」って言わないの?
追加の何かでなんとかする方法ばっか叫ばれるの?
なんでお金使う方向にばっか誘導されるの?
【生きるために絶対に避けて通れない物】=【悪者】とする理論はけっこうな暴論なので、なかなかのパワーでプロパガンダが行われる。
だってマイクロバイオータ(共生微生物)だって遺伝子だって、人類にとって有益なものしか選択的に残らないようになっているのに、なんで人類誕生からずっと生きていくのに避けて通れなかったものが突然有害認定されるのよwww人体ナメんなよまじでwww「実は乳酸菌はめちゃくちゃ有害な菌でした!」って発表されたらみんな、ずっと人類のマブダチだった乳酸菌を一生懸命攻撃するのかな?
なんでそんな理論を一生懸命浸透させるかというと、もしあなたに生きていくうえで避けて通れない物を悪者と認識させることができれば、あなたは生きている限り80年くらいその悪者を退治するのにお金を使ってくれるから。見返りは大きい。(誰かの)不労所得マンの誕生である。
なんかあったらすぐ「ストレス」の向こうに待つもの
もちろん、カロリーもストレスも実際に存在していて、それなりに人体のコンディションに影響を与えているのだが、明らかに過大評価をされているのが現状だ。
- 太った!カロリーだ!
- なんか体調悪い!ストレスだ!
おいおい、人体はもっと複雑だぜ?答えを急ぐ気持ちはわかるけど。
あなたの体はピタゴラスイッチよりも単純なの?
カロリーが悪者扱いされた結果、人工甘味料が流行し、その結果腸内細菌叢が破壊されて、精神的に不安定な人やストレス(笑)に弱い人が激増し、精神科のお医者さんと製薬会社が潤った。
ではストレスは?
- なんか体調悪い!ストレスだ!
- 上手くいかなくてストレス感じちゃう!……あ、なんか眠れなくなった!あかんこりゃ病気なるわ!
そう、なんでもない一般市民が自分を不調認定する手助けをしているのだ。医学的知識も何もない職場の同僚までもが「それストレスじゃない?」とか言ってくる始末。お薬持ったお医者さんがニッコリ近づいてくる足音が聞こえる……。
あと、ストレス発散を大義名分にした消費活動の活性が底上げされた。今の仕掛けられた無闇なストレス発散やめたらたぶん生活はもっと潤うよ!(^^)……だってあなた、ぶっちゃけストレス発散が次のストレス生んでるの薄々気づいているんでしょう?一方的に誰かを利する見えないスパイラルだ。
「ストレス」ってすぐ言っちゃう人はこう見えている
こういうの言っていいのかわからないのだけれど、これは本当の話で、俺はここ数年間でほんと「ストレス」とかいうものを感じたことがない。(「いいでしょー?☆」とか「こんなに強い俺ー♡」とかそういうことを言っていい気になりたいのではないよ。あと、わりと挑戦的に一生懸命生きているつもりだよ)
たしかに日常で一瞬、「あ、今のストレスかも!」って思うのが通り過ぎることがあるが、それも注意していないと見過ごしてしまう。これは日々の腸内環境のケアによる恩恵は大きいと思う。
そんな俺には周囲の「ストレスを発散しなきゃ……」とか言っている人たちはこんなふうに見えている。
実はストレス大好きなんじゃねーの?
素直に「飲みに行きたいから行く!」「欲しいから買う!」って言えばええやん。
なんでその先の動機をいちいち立ててるの?あなた以外誰も気にしてないよそんなの。哲学者なの?
欲望に忠実なのは悪いことじゃないよぜんぜん。堂々と生きよう?
飲み仲間もさ、「お前と飲みに行きたい!」って言われたほうが気分良いよ?なんで1枚オブラート挟んじゃうの?シャイなの?
なんかいつもお出かけのときに持って行くお気に入りのカバンみたいだよ?
あなたたちは腸内環境のケアしないほうがいいかも。だって大好きなストレス感じられなくなっちゃうよ?
飲みに行く理由なくなってコミュ障って言われちゃうかも。
ストレス言い訳にして原因究明を放棄してない?
上司が自分にばかり冷たく当たるからストレスで最近いろいろ調子が悪い
待て待て、ストレスのくだりいらなくない?いや、なんかいい感じでマイルドに接続はされているけれども。
これだと、
- 上司の性格が悪い
- 自分の上司への態度が悪い
に加えて、
- 自分がストレス耐性がない
っていう可能性が出てきちゃうけれども。
なんで主観的で迷宮入りしそうな原因ルートをわざわざ自分で引っぱってきてんの?哲学者なの?
上司の性格とか自分の態度が原因なら、それ相応の対処法があるけれど、ストレス耐性がないってどうすればいいの?がんばるの?
もしかして自分でストレス作ってない?
怒らないで聞いてね?
あなたがストレスを「ふんっ!」って絞り出しているように見えるの。外の誰かを材料にして。
あなたの食べた物とかで、腸内細菌叢の勢力図って日々変わるし、それに伴って気分の上下って必ずあるから。
どんなに幸せそうな人だって24時間365日ずっとマリオのスター状態みたいにポジティブしてるわけじゃないんよ?人体のメカニズム上、必ず波がある。そのメカニズムこそが腸内細菌叢だし、極力波が起こらないようにする方法が腸内環境のケア。
そういうものなんだから、気分が落ちたりとか、なんか不安がつきまとうとか、全然悪いことじゃない。
「腸内細菌でそういう物質出すやつらが優勢になっちゃったんだなー。ケアしよ」
それだけの話。何か反省するとすれば、直近に食べたモノ。もしくは暴飲暴食。因果よ因果。
全部自分の中だけで解決する話。犯人とかストレスとかいらないから。そんなヒマあったら、亜麻仁油ぶっかけた具だくさんの野菜スープとか、サラダとかモリモリ食べて、あとはあなたに好意的な腸内細菌さんが元気になるのを座して待て!
以上です。
なんか気分を害した方がいましたらコメント欄に「○ね!」とか好きなように書いて下さい。
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