乳酸菌ブームについて思うこと

The following two tabs change content below.
瀬路富忍(serotonin)

瀬路富忍(serotonin)

長年、ネガティブ&束縛クソ野郎をやっていたが、ひょんなことから腸内環境のケアと出会い、気がつけばテンション高めのポジティブマンにクラスチェンジしていた三十路。俺の二十代を返せ!

昨今の爆発的な乳酸菌ブームは何なの?このブームが始まるずっと前から数多のプロバイオティクス、プレバイオティクス系のサプリやらなんやらを飲んできた俺が、この異常な乳酸菌ブームについて思うことを書いてみる。

「だまされていた」という一語の持つ便利な効果におぼれて、一切の責任から解放された気でいる多くの人々の安易きわまる態度を見るとき、私は日本国民の将来に対して暗澹たる不安を感ぜざるを得ない。「だまされていた」といつて平気でいられる国民なら、おそらく今後も何度でもだまされるだろう。いや、現在でもすでに別のうそによつてだまされ始めているにちがいないのである。(伊丹万作「戦争責任者の問題」より)

乳酸菌ブームはきっと世の中を明るくしてくれる

腸内環境のケアが定着して病気にかかる人が減れば、医療費問題や年金問題も徐々に解決していくだろう……とか、巷では言われているけれど、ぶっちゃけそういうのは実感が薄そうでどうでもいい。

腸内環境をケアするという意識が広まって、今でいうところのダイエットのように文化として定着すれば、穏やかでエネルギッシュな人の絶対数が増える。そうすれば、日常でネガティブな人間とのエンカウント率が減るのではないかと期待している。それが一番。贅沢は言わない。面倒な人間に乱されることなく穏やかに暮らしたい。

だが本物の腸内環境のケアが定着することはない

昨今の爆発的な乳酸菌ブームはそう長くは続かないだろう。一応理にはかなっており体感を伴って腸内環境の大切さに目覚める人も一定数いると思われるので、先の下品極まりない水素水ブームよりは長生きするとは思う。

余談だが、個人的には水素水ブームはお粗末なエビデンスしかないところから、宣伝文句やタレントの力だけでどの程度消費者を騙せるかの大規模なテストだったのではないかと考えている。広告代理店あたりが仕掛人となって、消費者全体が現在どの程度マーケティング戦略に扇動されるのか、今後どのような広告を作ればいいのか、つまり「今消費者はどの程度バカなのか」のデータ取りをされた可能性が高い。




当サイトでも解説しているとおり、腸は脳と並ぶ重要な器官であり、脳とは違って常時最前線で侵入者とぶつかって体を守っている器官だ。それ故免疫機能の60%が集中しているし、脊髄と同じくらいの神経細胞に包まれている。さらには人間がこの瞬間を幸せに感じるために必要不可欠なホルモンセロトニンを作ったりしている。つまり、ココをケアしておけば心身の健康を保てる可能性がかなり高い器官といえる。

人間、常時意識できることの数は限られている。全部の臓器をケアするなんてそれだけで一日が終わる。それならとりあえず腸をケアしておけば無難だと言い切ってもいいくらいに守備範囲の広い、影響力のある器官である。

 

実際、アロエやゲンノショウコなど古来から「医者いらず」の異名をもつ植物には総じて腸内環境をケアする有効成分が含まれている。腸内細菌の培養が技術的に困難だったこともあって、腸内環境についての研究が本格的に進み始めたのは2000年に入ってからだが、昔の人は経験的に「なんか知らんけど腸内環境をケアしておけば医者はいらない」と知っていたのである。

 

なら、今の乳酸菌ブームはいいことなんだから、ずっとぼんやり続くんじゃないの?

いや、続かない。今、各メーカーがこぞって「○○乳酸菌」というのを開発して流通させているが、それらが最近よくある大したことないエビデンスを誇張しただけみたいな類のものなら、消費者側が「全然体感ないんですけど」ってなってこのブームはこれまでメディアが仕掛けてきたブーム同様自然に終わるだろうし、体感抜群の本物なら大人の事情で終わらされるだろう。

 

個人的には、ブーム自体が何かよからぬ“その先”の狙いをもって仕掛けられたものではないか、と感じている。昨今の消費者が眉をひそめるレベルの品のない「猫も杓子も乳酸菌」みたいな状態は、単純に、いい年した大人たちが売上に躍起になるあまりにそういうのをすっ飛ばしてゴリッちゃったというのももちろんあると思うのだが、それだけではなく、腸内環境のケアが普及すると不都合な人たちによる、あわよくば既に昔からあった「おなかを大切にしようね」というお母さんの教えのような淡い健康常識まで根こそぎ破壊することを狙った、「毒をもって毒を制す」的な戦略なのではないか、と読んでいる。

おそらく今に「乳酸菌は怪しいもの」→「腸内環境のケアはエセ科学」というマイナスイメージをつける「一撃」が投下されるだろう。杞憂かもしれないが、そういう「ベクトル」を感じずにはいられない。俺たちが腸内環境のケアで自力的に健康になると生活に困る人たちもいるということだ。

瀬路戸忍

人の病気とか体調不良でメシ食ってる連中でござる

もちろん、冒頭でも言ったとおり、本当にこの乳酸菌ブームが本物で、腸内環境のケアが文化として定着してくれればうれしい。子を持つ親としても、それで子の世代が少しでも明るく住みよくなるのであればこれ以上の幸せはない。安心してこの世を去れるというものだ。だからこそ、シリアスにならずにはいられない。




シェアしていただけると光栄です(^^)

 
ブログランキングに参加しました

 

広告




毎日欠かさず飲んでいるサプリ


瀬路戸忍
いろいろ飲んだ結果コレが最強でござる

毎日飲んでいるサプリはここで買っています

お急ぎの方へ

コメントを残す