俺も高校時代にいじめに遭っていましたが、いじめをしてくる人で、悪ふざけとかおもしろ半分でこちらの物を壊す人っているじゃないですか。あれほんとうにダメ。ぜったいダメ。それがダメだと思う理由をお話しします。
埼玉県立大宮工業高校で撮影されたいじめ動画らしい。
やめろよ、、、
— クソワロ大全集 (@kusowaraeruwwww) February 21, 2019
「いじめなんじゃないか?」ってプチ炎上しているこの動画なんですが、このシチュエーションだけではいじめかどうかは断定できないので、とりあえず置いておいて……
自転車かわいそう
もし親御さんが、自分の子どものためにって買ったものだったとしたらもっとかわいそう。
これだけは揺るぎません。
いじめで所有物を攻撃するのは最悪
この自転車ふみふみして「なにこれねえなに??笑」ってお楽しみの彼らが、いじめ目的でやっているのかはわかりませんが、もしいじめだったとして、
対象者の所有物を攻撃するのは一番やってはいけない最悪の行為です。
俺も高校時代にいじめられていた経験者ですが、所有物を攻撃されるのは自分に物理的な攻撃をされるよりも何倍も傷つきます。
所有物への攻撃は“心の拠り所”への攻撃
学生が所有している物というのは、多くの場合、親が「子どものために」って買ってくれたものです。それを攻撃されたり破壊されたりすることが、どれだけ所有者の心を引き裂くか。
いじめられる側というのは、多くの場合、親を心配させるのが嫌だからいじめられている事実を言わないんです。
照れ隠しで「うちの親はクソ」とか言うかもしれませんけど、本心では親が大好きですし、「うぜーな」とか言いながら、自分のことをめちゃくちゃ愛してくれているのもわかっています。
その親が買ってくれた物を攻撃されることは、まるで親を攻撃されたように感じますし、それを買ってくれたときの親の嬉しそうな顔をビリビリ裂かれたように感じます。
いじめられている状態というのは、とても心が不安定で敏感になっているので、たとえシャーペンの芯1本でも折られたら
いじめられるようなダメな俺だから、親が買ってくれた物も壊されてしまうんだ……
みたいな自己嫌悪で死にたくなります。
誰だって、愛する恋人からもらった物を勝手に(そんなこと許可するはずがありませんから)ぞんざいに扱われたら心が痛むし、おもしろ半分で攻撃なんかされたらまあキレると思うんですよ。
学生の所有物というのはそういう質のものが圧倒的に多いです。その人を絶対的に愛している人からの贈り物である可能性が高いのだから。
本来楽しいはずの学校生活。しかし、いじめの対象者になるとそれは週5で訪れる戦場になります。
その戦場で、壊れそうな自分をギリギリキープできる心の拠り所(シンボル)みたいなもの。
戦争映画でよくある「ペンダントに入っている家族写真」みたいにシンボルは一つじゃなきゃいけないルールはどこにもなくて、自分の中で自分の存在価値が見えなくなっている辛い日常のなかで、自分は愛されているんだと確認(意識的だろうと無意識的だろうと!)できる、親が買ってくれた物すべてがそういうシンボルです。
頼むから物だけはやめてくれ
俺も学校でめっちゃ辛い時、何度親が買ってくれた物を見て隠れて泣いたことか。なんか処理しきれないくらい、いっぱいこみ上げてくるんですよね。
俺が顔にたわし投げられたり、頭目掛けて黒板消しを4階から落とされたり、体育のサッカーでわざわざ顔面狙って全力シュートされたりとか、それくらい全然いいの。
連日のいじめでセルフイメージはだだ下がり、自信はボロクソに踏みにじられちゃったから、もういいの。
もうどうでもいいの。
最初はすっごいムカついたし、辛かったけど、そういうのもう麻痺っちゃったから、もういいの。
でも、物だけはやめてくれ。
それは、それを壊されたことを消化できるような心の余裕は今はないから、物だけはやめてくれ。
そんな感じでした。
おわりに「物を壊すタイプのいじめをする人へ」
俺のときはまだスマホなんてなかったから、休みの日に呼び出されたりとかはなかったけど、今の子たちってSNSが発達しすぎてて、休日でも学校のコミュニティから抜け出せないんじゃないかな。
なんと苦しいことか。
とりあえず、人の大切な物をぶっ壊して喜んでくれるような親や恋人や友達なんていない。そんなことを喜ぶ神もいない。
それを破壊した時に何よりも取り返しがつかないくらいにぶっ壊れているのは、壊した人間本人の「自分を大切に思う心」です。
自分を大切に思う心が鈍った人生というのは、フロントがすりガラスの車を運転するようなもので、自他ともに危険だらけです。おすすめしません。
しかも、誰かに与えた痛みは、約7倍になってどっか逆らえないところから返ってくるから、まじでためにならないです。因果法則(縁起)に例外はない。例外があるものは法則として機能していない。「慣性の法則や質量保存の法則の利きが悪い」みたいな人がいないように。
希望だらけ夢だらけ、楽しいことだらけの未来に、自分用の地雷をばらまくようなことをするのは賢くないと思うぞ!
もし、何かを破壊したい、攻撃したい衝動や、消化できないいらだち、恨み、嫉妬、怒りがあるなら、
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ダンベルでも買って、今の自分と今の筋繊維を破壊したほうが何万倍も有益です。
今のうちに体幹をしっかり作っておくと、将来体型を思い通りにできるようになります!基礎体温も高くなって病気しにくくなるし。健康で締まった体のひとは男女関係なくモテますし、コミュニティでイニシアチブを取りやすいです。いじめにも遭いにくくなるし。
なにより、魔法みたいに自分のことがどんどん好きになります。
ダンベルは2kg×2が攻守ともに最強です。
これなら、ギリギリ持ってジョギングに出られますし、シャドーボクシングもできます。タオルを巻いて、空き缶を潰すのに使って手首のスナップを鍛えたりとか、もう汎用性が高すぎ。
逆に、気合い入れすぎて10kg×2とか買うと、運動のアレンジが利かずに長続きしませんし、10kg×2のダンベルは引っ越しの時にそのまま20kgの荷物になって極めて邪魔です。
「なんか心がモヤモヤしてどうしようもないけど、筋トレとかしたくない」という人は、騙されたと思って1ヶ月プロバイオティクスとかプレバイオティクスを摂ってみてほしいです。
日常の些事は気にならなくなり、人にちょっかい出してスッキリするような必要がなくなります。
怒りも嫉妬も、とても大切な感情なので、それはそれで強欲にきっちり自分のために有効活用しましょう(^^)
以上です。
ありがとうございました。
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