俺はもろにADHDらしいです。でもあれって自己診断テストやるとだいたいの人が引っかかりませんか?「大人のADHD」とかいうなんかエッチな言葉までありますし。バーナム効果のニオイがプンプンするぜ。
■バーナム効果
誰にでも当てはまりそうなことがらを、さもそれっぽい言い回しでそれっぽく並べて目的に誘導する心理テクニック(人を騙してお金儲けをする人たち御用達)
目次
注意欠陥多動性障害(ADHD)ってこんな“病気”
- 年齢にそぐわず注意力が散漫、集中力がない
- 衝動性が強い(落ち着きがない。苦痛や欲求を我慢出来ない)
- じっとしていられない
あっそ
ふーん
年齢にそぐわず注意力が散漫、集中力がない
まーたこういう主観に頼る系のやつですか。
はいはい、どっかでバーナム効果のお勉強したのね、えらいえらい。
「年齢にそぐわず」
ってそもそも何ですか。
そもそも、
集中力が血圧みたいに数値として計測できるものでなければおかしいでしょう。
そういうの設定してからやってほしいですね(ニッコリ)
逆に、ですけど
「俺、集中力すごいっす」
なんて自負している人どれだけいるんでしょうね。いや、それも数値がなければどのラインから「すごい」のかわからんでしょう。
感覚が鋭敏だと注意力散漫に見えるよ!(第六感含め)
冒頭でも言いましたけど、俺は注意欠陥多動性障害です(だそうです)(^^)
注意欠陥多動性障害の俺に世界はどんなふうに見えているかというと、すごい良い意味で刺激がいっぱいで、興味の対象があふれている退屈しない世界です。
ええ、止まっているヒマなんかないくらいに、滾々と湧き出る好奇心についていくのがたいへん。
すっごい楽しいよ!
それがなんか悪いんかの?
生きる屍みたいなどんよりした大人が多い中で、子どものような好奇心を忘れないでいる姿は、注意力散漫に見えると思います。
注意欠陥多動性障害のレッテルを貼ってくるのは、対象者を自分の想定内の範囲にコントロールしたいのに、それが思い通りにいかない人たちです。
もしくは「他人から見て」を気にする人。
いやいや、あなた今日見た人のことどれだけ覚えてますの?誰も自分のことで精一杯で、他人のことなんてこちらが思っている以上に気にしていませんって。
で、よく聞くのが
そんなんじゃ何も身につかないよ!
みたいな注意(警告)。
こういう人は、例えば国語と数学の中に隠れる共通点を感じ取れない。
国語と数学に限らず、あらゆるものごとの中には共鳴するものがあり、それを人よりも敏感に感じ取って、それを辿っている人は往々にして表面では支離滅裂に見えるものです。
現時点での理解を超えているものに対して、安いレッテルを貼るのはやめてほしいです。
衝動性が強い(落ち着きがない。苦痛や欲求を我慢出来ない)
思いついたらすぐに行動したいです。
考えや興味には寿命があって、それはとても短く儚い。
今、捕まえなければ。
そのスピードが速いと「衝動的」に見えるようです。
あと、すぐに他のことに手を出したからといって、なんでその直前までやっていたことが、観察者からみて勝手に「無かったこと」にされるのか。
ちなみに、このブログの記事はいちいち2,000字を超える長めのものが多いですが、書いている途中で思いつきでちょいちょいYouTubeを観たり、BGMを換えるのにミュージックフォルダを散策したりします。
最初の頃は、これまで教えられてきたままに、そういうのを「集中力がない!」と自分で戒めてきましたが、そういう「浮気」をしたほうが、その浮気先で記事についての大きなヒントが見つかることが多いことがわかりましたので、そういう衝動に逆らわないようにしています。※別記事にしたほうがいいくらいの大きなテーマに出会うこともあります。
思考は縦横無尽に広がりながら、続いているのです。
じっとしていられない。動き回る
考え事をするとき、けっこう動き回ります。
これは、思考だけではなくて、全身と感覚と空間を総動員してアンテナ全開で当たったほうが欲している(予想している)答え以上の答えが見つかることが多いからです。
じっとしているけど心の中が落ち着きなく動きまくっている人と、落ち着きがないように見えるけど心の中は常にひとつのことを求めて動かない人、いったいどちらの多動性が自分の人生に照らして役に立たないのでしょうか。
行動が落ち着きがないから心も落ち着きがないに違いない、と決めつけるのは短絡的すぎます。
ADHDのおくすりが真っ黒で草www
注意欠陥多動性障害の治療にはストラテラとコンサータという薬が使われます。
なんでも、集中力を高めることができる薬だとか……。え、もうヤバいニオイしかしないんですけど。
- ストラテラ……2005年、イギリス医薬品庁は、ストラテラが肝機能障害を引き起こす危険性について通知を出した。自殺未遂、自殺念慮、攻撃性、反抗的行動、敵意、怒りを増幅させるとして、これまでで最も強い警告を発し、注意を喚起した。
- コンサータ……悪名高いリタンの徐放剤(成分が徐々に効き目を表すように工夫されたもの)であり、メチルフェニデートと呼ばれる物質である。メチルフェニデートはアンフェタミン系の物質であり、アンフェタミン系の物質として最も有名なのはメタンフェタミン(ヒロポンなどの覚醒剤)である。
あかんやつやんか
あれね、やめられなくなっちゃうやつね。
調べてみると「この薬大丈夫かよ」って思うような情報がモリモリ出てきます。
注意欠陥多動性障害(ADHD)を作った人が捏造と認める
“ADHS ist ein Paradebeispiel für eine fabrizierte Erkrankung”, sagte Eisenberg. “Die genetische Veranlagung für ADHS wird vollkommen überschätzt.”(https://www.spiegel.de/spiegel/print/d-83865282.html)
これは、注意欠陥多動性障害(ADHD)を発明された、アメリカ児童精神医学会の父として知られる、レオン・アイゼンバーグ博士の言葉です。
「注意欠陥多動性障害(ADHD)は作られた病気の典型例である」とアイゼンバーグは言った
うわー、なんかイジるの怖くなってくるんですけど……。
おわりに「個性及び自由意志喪失障害」
ママ友からお子さんのことを、
◯◯ちゃんもしかしてADHDじゃない……?
とか言われても、気にしないでください。
「私の考えている“子ども像”とかけ離れてて理解できないわ~(平均に収まってくれたら驚異にならないのに……)」
という意味かもしれません。
あと、ネットの自己診断で注意欠陥多動性障害にバッチリ当てはまっても気にしなくていいです。「型にはまっていない」くらいの意味で捉えてOKです。
注意力散漫に見えて多動に見えることが、あなたの不本意な現状の元凶ではないです。
俺が観察したところ、それはまじで関係ないです。(街頭でめちゃくちゃタイプのねーちゃんに幸せの壺を売られるようなものです)
ちなみに、注意欠陥多動性障害と異常行動は違います。
異常行動は、腸内細菌叢が原因の可能性が高く、例えば通常は腸内にはいない、土壌中のクロストリジウム・テタニ(破傷風菌)が異常行動(自閉症)を引き起こしていた事例もあるし、腸内から漏れ出たPPA(プロピオン酸)が引き金になって起こる異常行動もあります。
もしも、自分の注意力散漫さや、多動性があまりにも気になって、それが苦しみを生んでいるなら、まずは腸内環境のケアをしてみることをおすすめします。
腸で作られるセロトニンは、集中力と心の落ち着きをもたらします。なんなら幸福感までもたらしてくれます。
最後の最後に、ほんと現時点での理解を超えているものに対して、安いレッテルを貼るのはやめてほしいです。
逆にあいつらのこと「個性及び自由意志喪失障害」とでも呼んでやろうかしら。
以上です。
ありがとうございました。
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